第19回 定期総会が開催されました
5月31日(金)に第19回定期総会が開催され、福岡市役所現業職員労働組合 桝崎宏達 執行委員長を招聘し記念講演をしていただきました。
2020年度から新たに導入された会計年度任用職員制度の現状、労働組合の苦闘と成果、そして今後の展望など、熱量の高いお話をしていだきました。
講演の詳細は、次号のNEFFニュースにてお知らせする予定です。
総会では、われわれ非正規雇用フォーラム・福岡は、20周年に向けて次の7つの施策実現を目指すことが採択されました。
- 新自由主義による非正規雇用・貧富拡大政策に反対し正規就労で住居や生活費を担保する水準の「最低生活保障制度」をめざします。
- 女性に集中する非正規雇用労働者の所得格差と貧困の実態改善のために労働分野の間接差別をなくしジェンダー平等の社会をめざします。
- 多様な働き方を逸脱し安全無視と不安しかない「ウーバーに代表されるギグワーカーと労働法の枠外労働者」を作る立法に反対します。
- 憲法が保障する生活水準の最低賃金(年収360万円・時給1800円以上)と国際基準の均等待遇「同一価値労働・同一賃金」をめざします。
- 労働者の中間搾取を禁止し、労働者保護である本体の労働法制に戻すため「派遣法や会計年度任用制度の撤廃」をめざします。
- 世界の若者が「夢と希望」を持って働き続ける平和な社会を創るため、「育成就労制度」も廃止し「平等な外国人労働」をめざします。
- 「だれもが人間らしく働ける」と合い言葉に、不条理と闘う多様な個人・運動体と連携し「非正規雇用社会からの脱却」を進めます。
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