2020年 最賃引き上げに関する意見書提出
7月14日、非正規雇用フォーラム・福岡は、2020年度地域別最低賃金に関する意見書を福岡県最低賃金審議会に対して提出いたしました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を理由とせず、むしろだからこそ収入と生活の安定を最優先に、地域最賃の大幅な改善を求めました。
意見項目は以下のとおりです。
- 地域別最低賃金の改定に当たっては、毎日8時間(年間1,800時間)以内の労働だけで健康で文化的な最低限度の生活を保障出来るよう、2020年度の改定に於いて最低賃金1,500円を決定すること。
- 最低賃金制度の有効な運用として以下の施策を決定すること。
- 労働者性認定制度新設し、県内のフリーランスにも最賃の適用を拡大すること
- 短時間労働者全員に労働保険と連携するジョブカードを発行し、複数事業所での労働時間を管理するシステムを定めること
- 全国一律の最賃適用に向け、県別4ランク制を廃止すること
- 最低賃金の引き上げにあたって、影響を受ける中小零細企業に対して、負担を軽減する有効な措置・支援策を講じること。
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