2022年 福岡県労働政策課との懇談会
2022年1月14日(金)、2年ぶりに福岡県労働政策課と懇談会を開催しました。
懇談会の中で討議した主な内容は以下の通りです。
- 女性の非正規労働問題、ひとり親家庭に対する支援について
- 技能実習生問題と地域共生政策について
- ALT(外国語指導助手)の雇用契約問題について
- 最低賃金引き上げについて
- 就職氷河期世代支援「ふくおかプラットフォーム」について
前々回と同様、今年の議題も、コロナ禍における非正規労働者への就労支援、とりわけひとり親家庭の生活支援に関する議論が中心となりました。
コロナ禍おけるひとり親家庭を対象とした生活支援、就労支援、子どもの就学支援策などの実績についてご報告がありました。
また、福岡県子育て女性就職支援センター、ひとり親サポートセンター等による、県独自の相談支援事業の実施状況をご説明いただきました。
これらの支援事業についてさまざまな機会を通じて周知を行い、きめ細やかな支援を継続して実施できるよう努力したいとご回答をいただきました。
また、2020年度~2023年年度の3か年で実施されている、就職氷河期世代活躍支援プラン「ふくおかプラットフォーム」に関する状況についても確認しました。
本プランの目標として、不安定な就労状態にある人(対象は35~44歳26,600人)を対象に15,000人を正規雇用化することが設定されています。
2021年9月時点での実績は、正規雇用5,577人、正規転換4,667人で合計10,244人の正規雇用化が実現したとのことでした。
目標を達成すべく、本プランを着実に実施していくことを確認しました。
非正規雇用フォーラム・福岡としても、引き続き非正規雇用の問題を広く取り上げ、福岡県の実施されてる支援事業について注目していきたいと思います。
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